2013年2月21日木曜日

パキスタンに空母寄港地を確保できるか?:友好国の証

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サーチナニュース  2013/02/20(水) 18:47
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0220&f=politics_0220_011.shtml

中国によるパキスタンの港湾運営権取得 軍港化を否定
  パキスタンは18日、グワダルの港湾運営権をシンガポールの港湾会社から中国企業に移転することを発表した。
 中国網日本語版(チャイナネット)は19日、「港湾運営権の取得はあくまでも経済的利益のためであり、軍港化することはない」と報じた。以下は同記事より。

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  ■根拠のない報道

  西側や南アジアの一部の国は、中国による軍港化やインドを囲むための「真珠の首飾り」作戦の一環ではないかと危惧(きぐ)している。
 中国と尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡って対立する日本においても、メディアが中国の海洋覇権強化の動きだとして伝えた。

  パキスタンのムシャヒド・フセイン議員は、
 「中国がグワダルの港湾を軍事基地にするという報道にはまったく根拠がない。
 一部の国の宣伝戦略であり、この件の破談させるのが狙いだ」
と主張した。

  同国のアナリストは
 「(グワダル港の中国への引き渡しに関して)危惧する必要も、憤る必要もない。
 同決定は、中国とパキスタンが共同で下したことであり、両国の経済利益に一致するもので、他国には関係ない。
 どの国も中国とパキスタンの協力に恐怖を抱く必要はない」
と主張した。

  ■解消できない疑いに構う必要はない

  これらの分析と危惧の背景には中国の発展に対する不安と警戒がある。
 エネルギー安全保障は中国の発展にとって基礎的意義を持つ。
 中国の海外での行動が少しでもエネルギーに関係するものだと西側はすぐに警戒心を示す。

  中国の発展は世界のパワー構造に影響を与え、その影響はますます拡大する見通しだ。
 これまで中国は地政学的対立において自制し、より重要な役割を果たすことに消極的であった。
 謙虚な文化は国力の増強によって変わるものではない。
 中国が世界各地で開拓しているのは経済協力のチャンスで、パートナーとの相互利益が開拓者の共通のリアリズム的原則だ。

  各国の中国に対する危惧はすでに長い年月がたつが、あらゆる「中国脅威論」の実質的な被害は懸念したほどではなかった。世界各地での投資やそのほかの活動が中国の発展に必要であり、中国が拡張を望まなければ、外部の力とともに疑いを抑え、壊滅的な結果を生まない方法を見つけることができる。

  他人の口は押さえられない。
 中国の発展はグワダル港を必要とし、パキスタンの発展は中国を必要としている。
 両国の協力が各国、特にインドの疑いを少しは晴らすだろう。
 これだけ慎重になっても疑うなら、それに構う必要はない。




サーチナニュース 2013/03/04(月) 12:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0304&f=politics_0304_003.shtml

中国海軍、パキスタンでの多国籍海上合同演習に参加

  中国海軍の第14護衛編隊は3日、パキスタンのカラチ港に到着し、パキスタンで行われる多国籍海上合同演習「ピース13」に参加する。中国国際放送局が報じた。

  今回の合同演習は3月4日から8日までカラチ港付近海域で行われる予定だ。
 合同演習には中国、パキスタン、米国、英国、日本など14カ国が派遣した24隻の艦艇と25機の航空機および特殊部隊が参加する。

  合同軍事演習「ピース」はパキスタン海軍が2007年に開始したもので、各国海軍の情報共有を強化し、相互理解を深め、海上の安全と共同利益を守ることを目的としている。





【中国海軍射撃用レーダー照射】

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